令和７年度 歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクール
幼稚園の部｜小学校下学年の部｜小学校上学年の部｜中学校の部｜高等学校の部｜特別支援学校の部
幼稚園の部 入選者 (敬称略)
| 1位 | |||||||||
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| 中原 千栄也（５歳） | |||||||||
| 生目台幼稚園（宮崎市） |
| 2位 |
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| 大野 麦葉（４歳） |
| 木花こども園（宮崎市） |
| 3位 |
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| 濱廣 一知花（５歳） |
| ふたば幼稚園（都城） |
佳作
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| 谷 朔太朗（５歳） | |||||||||
| きりしまたけのここども園(都城市) |
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| 河野 海羽（年長） |
| 十文字保育園（川南町） |
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| 瀬戸崎 彩華（年長） |
| 小林昭和幼稚園（小林氏） |
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| 永野 琥太朗（年長） | |||||||||
| 清水保育園（西都市） |
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| 松坂 心湊（５歳） |
| にし幼稚園（都城市） |
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| 笠原 一将（５歳） |
| 直純寺こども園（宮崎市） |
小学校下学年の部 入選者 (敬称略)
| 1位 | |||||||||
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| 宮本 倖ノ加 | |||||||||
| 国富町立本庄小学校（３年） |
| 2位 |
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| 原田 花菜 |
| 都城市立大王小学校（３年） |
| 3位 |
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| 安藤 仁胡 |
| 川南町立通山小学校（１年） |
佳作
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| 立本 依楓 | |||||||||
| 西米良村立村所小学校（２年） |
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| 堀添 桃花 |
| 小林市立小林小学校（２年） |
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| 轟 桜羽 |
| 串間市立金谷小学校（１年） |
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| 増田 一花 | |||||||||
| 都城市立大王小学校（３年） |
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| 日髙 友翔 |
| 宮崎市立池内小学校（２年） |
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| 大賀 菜緒 |
| 高千穂町立上野小学校（３年） |
小学校上学年の部 入選者 (敬称略)
| 1位 | |||||||||
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| 大田 正太朗 | |||||||||
| 小林市立幸ケ丘小学校（４年） |
| 2位 |
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| 黒木 駿之介 |
| 都農東小学校内野々分校（４年） |
| 3位 |
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| 川平 琳王 |
| 都城市立五十市小学校（５年） |
佳作
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| 植木 杏美 | |||||||||
| 小林市立南小学校（５年） |
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| 本部 未羽菜 |
| 小林市立幸ケ丘小学校（６年） |
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| 鎌田 奈々美 |
| 小林市立幸ケ丘小学校（５年） |
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| 下湯 祐太 | |||||||||
| 小林市立紙屋小学校（４年） |
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| 山中 悠護 |
| 都城市立五十市小学校（５年） |
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| 馬渡 咲空 |
| 宮崎市立瓜生野小学校（４年） |
中学校の部 入選者 (敬称略)
| 1位 | |||||||||
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| 藤田 愛菜 | |||||||||
| 宮崎市立大淀中学校（３年） |
| 2位 |
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| 八反地 葵 |
| 宮崎市立大淀中学校（３年） |
| 3位 |
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| 土屋 陽菜 |
| 西都市立妻中学校（３年） |
佳作
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| 菊池 彩香理 | |||||||||
| 西都市立妻中学校（３年） |
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| 日髙 聖麗 |
| 西都市立妻中学校（３年） |
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| 友清 絵菜 |
| 延岡市立南中学校（２年） |
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| 柳澤 真輝 | |||||||||
| 延岡市立南中学校（２年） |
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| 大王 優菜 |
| 都城市立西中学校（３年） |
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| 林 加梨 |
| 綾町立中学校（２年） |
高等学校の部 入選者 (敬称略)
| 1位 | |||||||||
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| 原田 志穂里 | |||||||||
| 宮崎日本大学高等学校（２年） |
| 2位 |
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| 橋本 明水晴 |
| 宮崎日本大学高等学校（２年） |
| 3位 |
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| 河野 涼蘭 |
| 宮崎日本大学高等学校（２年） |
佳作
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| 大久保 麗心 | |||||||||
| 鵬翔高等学校（３年） |
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| 林 友葵 |
| 宮崎県立高千穂高等学校（１年） |
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| 甲斐 唯仁 |
| 宮崎県立高千穂高等学校（１年） |
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| 押方 幸澄 | |||||||||
| 宮崎県立高千穂高等学校（１年） |
特別支援学校の部 入選者 (敬称略)
（応募なし）
図画・ポスターコンクール 審査報告
（放送大学特任教授 石川 千佳子 先生）
今年は高校生部門の応募が増えました。県内の学校に数多くの絵画・ポスターの募集案内が届くなかで、本コンクールに毎年安定した応募数があるのは喜ばしい限りです。スタッフの皆様の広報や展示、授賞式等にいたるトータルなご努力が偲ばれます。 いつもながら、思いがけない発想や構図、ていねいな人物描写、いわゆるモダンテクニックをふんだんに使った背景の工夫にもとづく意欲作揃いです。新しい傾向としては、宮崎出身の現代美術の先駆者の瑛九と活動を共にした靉嘔(あいおう)ではありませんが、レインボーカラーの作品が目立ちました。教育現場においても環境や人権に関する意識が高まっていますので、SDGｓやLGBTQを象徴する色彩が応募作品にも反映されたのでしょうか。全体的にいっそうカラフルでした。 以下は、年齢の低い部門順に述べていきます。まず、幼稚園・保育園・こども園部門では、いつも画面いっぱいに大きな口を開けた元気な作品が並びます。その中で、顔を右に寄せた構図で、歯ブラシとそれを握る手を強調した作品を１位としました。２位の作品は、スポンジを歯に見立てて貼り付けた半立体で、スタンピングも明るく楽しい配色です。３位には、レインボーカラーのおしゃれな歯ブラシで歯を磨く作品を選びました。口の中と、絵を縁取る台紙のきれいなピンク色を合わせたセンスも素敵です。 小学校下学年部門で、１位の作品の画力には驚きました。歯ブラシだけではなく、鏡(正確には何というのでしょうか)を使っているところと、そこに映った像を画面に描き入れた構成は初めて見るものでした。２位は思わず笑いを誘う愉快な作品です。表情も豊かですが、口元の泡や水が飛び散る表現がみごとです。３位の作品では、歯がなんとレインボーカラーです。しかし、全体の筆致のリズムと色の濃さが合っているので、自然に感じられました。 今年の小学校上学年部門では、突出した作品がみられません。視認性の観点から、形を単純化して顔を画面いっぱいに描いた作品を１位としました。２位の作品では、補色を意識した大胆な配色でありながら、透明水彩らしい色の重なりの効果が生かされています。やはり淡色にもかかわらず、手と顔の表現が力強い作品を３位としました。 中学生部門では、今年も画力の高い秀作が並びました。１位の作品の、顔の骨格の変化から歯並びの特徴に至るまで、各年代の人物像をていねいに描き分けた観察眼と描写力には驚くばかりです。背景を思い切りよく黄色一色にすることによって人物が浮かび上がり、視認性も高まりました。平安絵巻のパロディという発想力と、デザイン性に優れた２位の作品にも舌を巻きました。できるものなら同列１位としたかったところです。３位の作品では、写実的な描写とイラスト調の部分の組み合わせによって、ちょっとシュルレアリスム的な面白みが生まれました。歯をファと古い日本語風に読ませたところもユーモラスです。 応募点数が増えてきた高等学校部門では、あえて人物を前面に出さず、天井画のような仰角法を駆使して、迫力のある画面を創出した作品を１位としました。さわやかな背景のミントブルーに、健康な歯茎を象徴するピンクの配色もよく考えられています。２位には対角線構図を活かしながらスピード感のある作品を、３位にはアニメ調の人物がフィギュアのような立体感を持って巧みに描かれた作品をそれぞれ選びました。 今年度も優れた表現を達成した中学生のみなさんには、ぜひ高校性になってからも応募を検討していただきたいですし、かつて優れた作品を輩出した特別支援学校からの応募も復活することを願っております。
