一般社団法人宮崎県歯科医師会

本会について

概要と活動

はじめに

宮崎県歯科医師会は、非営利型の一般社団法人として法律上の人格を与えられているものであります。したがって一般の企業とは異なり、その運営は営利を目的とせず会員並びに社会に対し、本会組織及び各種事業を通じて公益性の発揮に努めております。これら施策は総会で決定された事業計画(予算)に沿い、理事会によって執行されております。

本会の沿革について

本会は、大正5年4月17日に設立認可され、同年4月25日に総会を開催、初代会長に松尾敬之助氏が就任し会員10名で発足しました。昭和22年11月2日、国民医療法改正案の成立に伴い、これまでの歯科医師会は消滅し、社団法人として新しく民主的な宮崎県歯科医師会が誕生しました。

また、支部であった各郡市の組織もこれに平行しそれぞれ法人格をもち八郡市歯科医師会が再発足しました。

以来、本会の目的に沿った活動を展開しながら、宮崎県歯科医師国民健康保険組合、宮崎県歯科医師政治連盟(現在の宮崎県歯科医師連盟)が設置されたほか、昭和50年度に開始した無歯科医地区巡回診療をはじめとする宮崎県の委託事業にも取り組むなど、自治体への協力も積極的に推進しています。

日本では、昭和23年の歯科衛生士法制定から3年後の昭和26年6月に初めて歯科衛生士が社会に送り出されました。本県では、昭和37年3月31日に県の設置認可を得て、宮崎歯科衛生士学院が誕生。同年5月、初の新入生24名が入学し、その第一歩を踏み出しました。昭和43年1月に歯科衛生センターが完成し、同時に歯科助手学校を開校しました。その後、昭和45年4月に歯科衛生士学院を2年制に移行し、続いて昭和48年4月には歯科技工士学校を設立しました。昭和51年4月に宮崎歯科学院に名称を変更し、昭和56年4月に専修学校の認可を受けて現在の宮崎歯科技術専門学校に名称を変更し現在に至っています。

また、昭和62年6月には、宮崎県警察と連携を密にし、警察の諸活動に対し、法歯学的立場から身元確認への協力援助することを目的として宮崎県歯科医警察協力会(現在の警察歯科及び災害時対策会議)が発足をしました。

宮崎県歯科医師会館は、平成17年12月に歯科医師会館を一部取り壊し、視聴覚室及び新教室を含む鉄筋コンクリート造5階建てを平成18年3月2日に竣工し、同年4月に宮崎歯科技術専門学校歯科衛生士科を3年制に移行し現在に至っています。

平成20年12月には一般社団法人及び一般財団法人に関する法律が施行され、本会は一般社団法人への移行を決定し、県知事の認可を経て平成25年4月1日付で一般社団法人に移行しました。

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