一般社団法人宮崎県歯科医師会

イベント・活動

パールリボン運動

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パールリボン運動とは

宮崎県歯科医師会は、平成18年から従来の「8020運動」(80歳になっても使える歯を20本以上保つことを目指す運動)との相乗効果を期待して、ただ歯を残すだけにとどまらず、さらに真珠のように輝く美しい歯を生涯保ち、いきいきと充実した人生を送っていただけるよう、パールリボン運動を企画しました。

いつから始めればいいですか?

パールリボン運動はあなたが「美味しく食べたい」「楽しく会話したい」「朗らかに笑いたい」と感じたその日から参加できます。

誰が対象ですか?

全ての年代の人たちです。
若い方はどちらかと言うと「輝く白い歯を手に入れたい」という思いが強いでしょう。中高年の方は「歯を失わず、美味しく食べたい」という思いをお持ちなのではないでしょうか。
また、万一寝たきりになっても、一生涯口から栄養を取る(噛む)ことで栄養状態は改善され、脳の活性化を促し、ひいては人としての尊厳を守ることもできます。
このため、全ての年代の人々がパールリボン運動の対象となります。

どんなことをする運動ですか?

県民の皆さんが、歯の健康を維持するために起こす行動や意識付けを行うことが、パールリボン運動の主な活動内容になります。具体的には、以下のようなことが挙げられます。

  1. インターネット等の媒体から歯の健康について調べる
  2. お友達との会話で歯の健康についての話題を取り上げる
  3. 定期健診で歯の健康維持に努める
  4. 周囲の人に歯の健康を大切にする心を広げていく

ひとりひとりが歯の健康に対して関心を持ち、その輪を広げていこうとすることがパールリボン運動の目的です。

歯科定期健診の重要性

最近の研究でお口の中の病原菌、特に歯周病菌と全身疾患の因果関係について明らかになっています。例えばお年寄りの肺炎の原因はお口の中の病原菌です。お年寄りは物を飲み込むとき、飲み込むための筋肉が衰えるために、間違って気管に入ってしまうことが多いく、その時一緒にお口の中の病原菌が入ってしまい、肺炎を起こすとされています。

あるデータではお口の中をきれいにしている老人と手入れをしない老人では肺炎にかかる割合が、手入れをしている老人ではぐんと少ないことがわかっています。心臓疾患と歯周病の関係についても、歯周病菌が動脈硬化と関連することや心筋梗塞、細菌性の心内膜炎を引き起こすことがわかってきました。

なんてことは無いと思っていた歯の病気から命が脅かされることもあるのです。

リーフレットダウンロード

パールリボン運動について、詳しくは以下のリーフレットをご覧ください!

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